熱帯倶楽部 vol.10

朗読劇

The Guys

消防士たち

~世界貿易センタービルは消えても~

2001年9月11日-

世界を震感させたアメリカ同時多発テロから10年-

私達は忘れない-

※この公演の収益の一部を東日本大震災の被災地に送らせていただきます。


- 公演データ -
■キャスト 天宮 良 / 松岡 美桔
■演奏 tekkan
■原作・脚本 アン・ネルソン
「The Guys -消防士たち- 世界貿易センタービルは消えても」(平凡社 刊)
■翻訳 高橋 由紀子 / 田中 宏明
■演出 KG
■音楽 tekkan
■日程・会場 2016年9月10日(土)13時~
下北沢・Com.Cafe音倉
東京都世田谷区北沢2-26-23 EL NIU B1F / Tel:03-6751-1311

2016年9月11日(日)13時~
新宿・ミノトール2
東京都新宿区新宿5−11−42 龍生堂ビルB1 / Tel:03-3341-2655
*開場は、開演の1時間前になります。
■料金 3,500円 (全席自由席・税込み・1ドリンク付)
*別途、フードメニュー一品オーダーお願いします。
*この公演は、休憩をはさんで二部構成になっています。
第一部「朗読劇 The Guys -消防士たち-」
第二部「トークショー NY~東北そして熊本」
(出演 天宮良 松岡美桔 tekkan KG)
■予約方法 お名前・枚数・連絡先をメールまたはFAXでお伝えの上お申し込みください。
チケット代は当日受付にてご精算となります。
オフィス ビル&ウェル
すべての公演を無事終了いたしました。 ご来場いただきました皆様、本当にありがとうございました。
- スタッフ -
■振付 臼杵 裕弓
■照明 佐藤 恵
■音響 神山 朝人
■宣伝美術 宗 誠二郎
■制作 山乗 元江

- Story -

舞台は、2001年9月11日のアメリカ同時多発テロ事件から、3週間がたった、あるNYの日曜日。
この事件で8人の部下を失った消防隊長ニックは、数日後にせまった彼らの葬式で弔辞を読むことになっていました。ところが、いったい彼らに対して、そして彼らの家族に何といっていいのかわからず困り果てたニックは、友人のつてを頼って女性ジャーナリストのジョーンのアパートを訪ねます。2人でその弔辞の文章を考えていくうちに、国家とは?隣人とは?愛とは?と、様々な問題が浮かび上がってきます。
果たして2人は消防士たちに贈る言葉をどう綴っていったのでしょうか?


- 上演にあたって -

「The Guys -消防士たち-」は原作者のアン・ネルソンさんが実際に体験したことをもとに描かれたリーディングドラマです。
テロが起こった3ヶ月後の2001年12月にオフ・ブロードウェイのフレアシアターという小さな劇場で、シガニー・ウィーバーとビル・マーレイの出演で初演されました。
当初は1ヶ月間の公演予定でしたが口コミで人気が広がりロングラン。その後もスーザン・サランドンをはじめ、多くの俳優達がキャストを変えて上演され続けました。
あれから15年たちました。10年目の2011年9月8日には、NYのバッテリーパーク近くの劇場でNYFD(NY消防局)のために、この作品が、シガニー・ウィーバー主演で上演されたそうです。劇中に登場する、パトリックやビルなどの実際のモデルになった消防士の遺族の方々も来場されていたそうです。バッテリーパークには、9・11のメモリアルの一部があり、今年も多くの人が訪れています。しかし、グランドゼロには新しいビルが建ちつつあります。
そして、2011年3月11日、東北地方を襲った未曾有の大災害。あの時に、なにが起きたのか、私達に何ができるのか、そして残された人たちはどのように癒され、立ち上がっていったのか。そのような想いからこの「Th eGuys」のプロジェクトはスタートしました。2011年10月の新宿、そして、大阪、横浜、福島、いわき、そして東京・下北沢公演を経て、あれから5年がたちました。そんな中、東北の復興も半ばの今年4月、九州・熊本地方を二度も大地震が襲いました。
シンガーソングライターで俳優のtekkan氏のピアノの生演奏とともにお贈りする新しい「The Guys」。今、私たちに何ができるのか、この作品を通じて考えて行きたいと思います。


- アンケート - 2014年1月 前回公演 より

私は9.11が起きた時、大学の友人と夏休みでNYに旅行に行っていました。家族や友人を失ったわけではないですが、この先自分がどうなるのかという不安の大きさによって、しばらく記憶がなくなったことを思い出しました。ただ、人は人との心の触れ合いにより、自分の中に落とし込んだり、昇華させたりしながら自分の「思い」と向き合っていけるものなのだと公演を見ながら感じました。


4人の消防士の姿が目に浮かびました。当たり前の平凡な日常の生活、幸せな生活が失われてしまう悲しさが胸にきました。神との取引(最後の)のセリフは「差し出すものがない」神様、どうしてこんなことが起きたのか?と本当に思いました。


それぞれの苦悩と葛藤、痛みを垣間見た気がしました。実際のものは計り知れませんが、9.11、3.11あの日のことはハッキリと覚えています。時が経つにつれ、少しずつ「過去のこと」となり、思いを馳せることが薄れてきているのも事実です。あれだけ忘れてはいけないと思っていたのに、忘れるはずがないと思っていたのに、、、。


このような出来事が起こって、それを事実として記録できても当事者の感情の記録は難しい。しかし確実にその感情は当事者に残っており、消えゆかないだろう。演劇にして、それを残し、蘇らせることに大きな意義を感じます。できればずっと続けていってください。


2001年9月11日は日本にいてTVを見ていたときの出来事でした。突然番組の途中で"チャンネル"が変わり何かの宣伝か?と思うほどの他人事?現実離れしたものでした。たまたまですが、12年もたって一昨年までの2年間アメリカで生活をしていて(震災直後から)直に現地の声を聞く機会もありましたが、今でも「9.11」の事が話題になります。特に「3.11」東日本大震災の後だったので、同調してくださる方もいて、逆に「大丈夫でしたか?」と聞かれることも多かったです。確かに似た経験と言えるのかと感じました。緊張感のある素晴らしい劇でした。当時の一幕を見ているようでした。今後も演じ続けてほしいです。


アンケートにご協力いただきありがとうございました。